渡辺房男氏(S38年卒・歴史研究同好会講師) 「大久保利通」 出版の案内

  大久保利通 わが維新、いまだ成らず

・ 渡辺房男 著(ワタナベフサオ)
・ 実業之日本社文庫
・ A6(文庫)判320ページ
・ 2018年08月03日発売
・ 本体価格 648円+税
・ ISBN 978-4-408-55434-1 
 明治維新から十年、内務卿となった大久保利通は征韓論を唱えた盟友・西郷隆盛と対立、
 故郷・鹿児島へ戻った西郷は挙兵する。

 同じ頃、新政府に不満を抱く元金沢藩の士族は西郷の動きに共鳴、怒りの標的は大久保に向かう。
 彼らが策謀を巡らすなか、新しい国造りに邁進する大久保。

 そしてその日が…。  西南の役から暗殺までの一年を描く渾身の歴史小説。

 日本の礎を創った男、最期の一年。
 西南の役から暗殺まで
 何を成し遂げ、なぜ殺されたのか――

大河ドラマ『西郷どん』  時代考証 大石学氏推薦!

「多元的視点からのストーリー展開は見事。西南戦争と上野博覧会、とくに紀尾井坂のXデーに向かう緊張の高まりは秀逸。
 西郷・旧金沢藩士と大久保、それぞれの正義が政治力学・派閥や思想とともに、丁寧、公正に描かれている。」
 ――大石学氏(東京学芸大学教授) 
 
渡辺房男氏(第8回一紅会春の講演会/歴史研究同好会 講師)の出版物紹介
   渡辺房男先生 (甲府一高東京同窓会前副会長 S38卒)出版物紹介