一紅会 第15回渡辺房男先生を囲んで歴史研究同好会
概要 今秋の勉強会は、5月の甲州路歴史散策バスツアーで見学しました山梨中央銀行金融資料館で具に目の当たりに した「甲州金」に就いての講演を拝聴します。
かつて甲斐の国は黄金の国ジパングを象徴する豊富な金生産地であり、武田信玄はその富を採掘して強大な 領国を築いた。そして徳川の世になっても、甲斐領内の金山から採掘が行われ、不思議なことに江戸の金座で 鋳造された小判や分金と別に、金貨「甲州金」は甲府金座から発行された。 江戸幕府による通用禁止令が出されたものの、甲斐の人々はそのたびに信玄の遺制を守り続けることで団結し、 禁止令を撤回させた。結局「甲州金」は新貨条例布告の年である明治4年末まで、地方通貨のひとつとして通用が 認められたのである。郷土の特異な通貨「甲州金」の誕生から終末までの歩みを日本と甲斐の歴史を辿りながら 見つめてみたい。(~渡辺先生のコメントから~) 記 |
催行日時 平成25年11月17日(日)午後1:30~3:30 会 場 中野ゼロホール 西館2F学習室1 東京都中野区中野2-9-7 電話 03-5340-5000 アクセス JR中央線、総武線又は東京メトロ東西線 中野駅南口を出て左方向線路伝いに1本道を 徒歩8分右にあります |
当日配布資料:黄金の国の通貨「甲州金」講演資料.pdf 参考データ:山梨中央銀行金融資料館 金融資料館冊子 |
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講演会場スナップ・・・クリックすると拡大します
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次回・フィールドワークのお知らせ: 次回第16回歴史研究同好会は、平成26年(2014)5月25日(日)、26日(月)1泊2日で 甲斐黄金村湯之奥金山博物館見学、身延山久遠寺など見学。清水坊宿泊を予定しています。 |
講師の出版物紹介 渡辺房男先生 (甲府一高東京同窓会前副会長 S38卒)出版物紹介 |